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指先ひとつで音を変える!成増ギター教室の「アタック感」を意図的に操るピッキング技術

  • astamarish
  • 2 日前
  • 読了時間: 1分


ギターの「アタック感」とは、音が鳴り始めた瞬間の鋭さや立ち上がりの速さを指します。


このアタック感をコントロールすることで、同じフレーズでも全く違う表情になります。


⚔️ 鋭いアタック vs. 丸いアタック

アタック感を調整する主な要素は、ピッキング(または指)の角度、強さ、そしてピッキングの位置です。


「アタック感を出す」(鋭い):

角度: ピックを弦に対して垂直に近い角度で強く当てる。


位置: ブリッジ(駒)寄りでピッキングする。


効果: 歯切れの良い、パーカッシブな音になり、ロックやカッティングで威力を発揮します。


「アタック感を引く」(丸い):

角度: ピックを弦に対して斜めに滑らせるように当てる。


位置: ネック寄り(指板上)でピッキングする。


効果: 柔らかな、メロウな音になり、バラードやジャズのソロに適しています。


💡 言語化: 「Aメロは丸く、アタック感は引いて」「サビはアタック感を鋭く出して、前に押し出して」と指示しましょう。

 
 
 

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