赤塚ギター教室:ギターの音が“弱い”と言われたあなたへ
- astamarish
- 8月24日
- 読了時間: 3分

優しい音は、あなたの個性かもしれませんが、ライブやスタジオで「ストロークが弱い」「音が柔らかすぎる」と言われて、ちょっと落ち込んでしまったことはありませんか?
でもそれ、決して「ダメな演奏」ではないんです。
もしかしたら、それはあなたの音楽性の一部であり、“あなたらしさ”が出ている証拠なのかもしれません。
とはいえ、表現の幅を広げるために「強く・はっきりとした音」を出せるようになることも、やっぱり大事なこと。
今日はそんな悩みを持つギタリストさんに向けて、“ストロークを強くする”だけではない解決法をお届けします。
1. なぜ「音が弱い」と言われるのか?
ギターの音が“弱く”聞こえる原因は、必ずしも力が足りないからではありません。
✔️ ピックの厚さ・形状・素材が合っていない✔️ ストロークの角度が浅い✔️ 弦を「弾く」より「なでる」ようなフォームになっている✔️ 出したい音のイメージが自分の中で曖昧
つまり、“強く弾けていない”のではなく、“通る音を出す方法をまだ知らないだけ”という場合が多いんです。
2. あなたに合ったピックを探してみよう
当教室では体験レッスンの時に、いろんな種類のピックを試してもらっています。
実は、同じストロークでもピックひとつで音の抜け方やアタック感が大きく変わるんです。
柔らかいピック → 優しい音(でも抜けにくい)
固いピック → アタックが強く、はっきりした音(でもコントロールが必要)
「ギターの個性 × あなたの右手の感覚 × ピックの特徴」
この3つが合わさって、ようやく「今のあなたに合った音」が見つかります。
3. “力任せ”じゃなく、“芯のある音”を出すには?
力いっぱい弾く=強い音、ではありません。むしろ、力みすぎると逆に音がこもってしまうことも…。
【ストロークが変わる3つのポイント】
🎯 手首を柔らかくし、振り抜くイメージ🎯 弦に対してしっかりピックを当てる角度を意識🎯 「音の出口(PAや観客)」まで音を届ける気持ちで弾く
あなたの音を「世界に届ける」気持ちで弾くだけで、驚くほど音が変わることもあるんです。自分を信じて!
4. 実際にあったエピソード
体験レッスンでいろんなピックを試したことで、自分の音がガラリと変化した大学生。
自信を持って学祭のステージに立つと、まわりの友達から「柔らかいのに芯がある」「感情が伝わってくる音」と言われたそう。
5. まとめ:あなたの音は、あなたにしか出せない
「強く弾く」より、「伝わる音を出す」ことが大切です。
今の悩みは、あなたが“もっと表現したい”という気持ちの表れでもあります。
教室では、単に「こう弾いて!」と教えるだけではなく、一人ひとりに合った音の出し方を一緒に探していきます。
🌱 最後にひとこと
あなたの“今の音”も、これから出せる“未来の音”も、どちらもあなたにしかない特別なものです。
「誰かの真似」ではなく、「自分らしい音」に出会えるギター時間を、私たちは全力で応援します!
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